ポップカルチャー

アニメ『チェンソーマン』の期待値は?製作スタッフを徹底チェック!

6月27日、MAPPA制作の『チェンソーマン』ティザーPVが公開!美しい作画、原作を忠実に再現した絵柄、ゴリゴリ動くアクションシーン、疾走感のあるBGMなど、すべてがハイレベル。たった1分10秒の映像に、すっかり心を持って行かれてまった方も多いのではないでしょうか?

このクオリティを生み出しているのは、MAPPA10周年の元に集まった主役級のメインスタッフたち。『呪術廻戦』の脚本も担当した瀬古浩司氏を筆頭に、ジャンルごとのプロフェッショナルが揃っているのです。

そう、何を隠そうティザーPV最大の注目点は「メインスタッフ」。どの方向から見ても『チェンソーマン』からは覇権必至のオーラが見えます。

そこでこの記事では、メインスタッフ全員の来歴を紹介!
MAPPA10周年の節目に作られる作品・『チェンソーマン』への力の入れようをご覧ください!

監督|原画キャリアが長い中山竜が初監督!

監督にはアクションシーンを得意とする中山竜氏が起用されました。原画キャリアを多く積んできた方で、『チェンソーマン』で監督デビューとなります。神作画と言われた『呪術廻戦』19話の絵コンテや演出を担当した方というと分かりやすいかもしれません。

『チェンソーマン』に中山氏が起用された理由は、次の2点が考えられます。

  1. アクションシーンが得意
  2. アクションディレクターの吉原達矢氏と関係が深い

『チェンソーマン』はアクションシーンに力を入れたスタッフ配置となっています。

まず、「アクションディレクター」という、アクションシーン専門の監督を配置しており、『ブラッククローバー』の監督を務めた吉原達矢氏を起用。さらに画面のレイアウトを決める「画面設計」には3DCGを得意とする株式会社カプセルの代表取締役・宮原洋平氏を起用しています(作中に3Dモデリングを使用していると考えられる)。

つまり、『チェンソーマン』はアクションシーンでガッツリ魅せるコンセプトだと考えられます。MAPPAの作画力に中山氏や吉原氏のアクションセンスが加わることで、驚くようなアクションシーンが生まれるのではないでしょうか。

脚本|『呪術廻戦』や『進撃の巨人』の瀬古浩司!

出典:『呪術廻戦』公式サイト / ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

『チェンソーマン』の脚本を務めるのは『呪術廻戦』や『進撃の巨人』でも脚本を担当した瀬古浩司氏!2013年に『進撃の巨人』で初脚本を担当して以来、原作付きでもオリジナルでも「ハズレ無し」のクオリティで脚本を手掛け続けています。

瀬古氏の脚本は、分かりやすさと安定感がある上に、見せ場はしっかり魅せるスタイル。また、原作を遵守しつつバッチリアップデートしていくという、原作ファンも納得できる点も特徴的です。

ここ5年ほどで存在感を一気に増しており、「安心のMAPPA」と同じく「安心の瀬古浩司」という雰囲気もあるほど。とにかく原作のコンセプトをくみ取るのが上手です。

『呪術廻戦』の脚本にアレンジを加える際には、芥見先生の修正無しで脚本が通るという逸話もあるほど。「MAPPA×瀬古浩司」は、もはや安心の代名詞のようになっています。

  • 瀬古浩司氏が脚本を担当した作品一覧
    • 進撃の巨人
    • キルラキル
    • 残響のテロル
    • 牙狼-GARO- -炎の刻印-
    • 終わりのセラフ
    • 亜人
    • 甲鉄城のカバネリ
    • モブサイコ100
    • 進撃の巨人 Season2
    • 賭ケグルイ
    • いぬやしき
    • ダーリン・イン・ザ・フランキス
    • 銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅
    • BANANA FISH
    • 進撃の巨人 Season3
    • モブサイコ100Ⅱ
    • 賭ケグルイ××
    • ヴィンランド・サガ
    • ドロヘドロ
    • デカダンス
    • 呪術廻戦
    • 進撃の巨人 The Final Season
    • 平穏世代の韋駄天達

音楽|アニメからテクノシーンまで活躍する牛尾憲輔!

出典:『聲の形』公式サイト / ©大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

音楽を担当するのは、映画『聲の形』や『リズと青い鳥』、『日本沈没2020』などで音楽を手掛けた牛尾憲輔氏。「agraph」という個人ユニットでも活動しており、テクノシーンでも活躍しています。

テクノシーンでは、テクノミュージックの第一人者であるUnderworldのイベントでオープニングアクトを務めたこともある実力者で、作風はエレクトロニカに近いテイストが特徴です。

ティザーPVでは、すべての場面を一つのBGMでシームレスに表現。不安を煽るノイズや、メロディライン無しで高揚感と疾走感を感じさせるサビには流石の一言です。

『チェンソーマン』のドライヴ感のある予測不能なストーリーを彩るにはこれ以上無い人選ではないでしょうか。

悪魔デザイン|悪魔や宇宙人などのデザインキャリアを持つ押山清高

『チェンソーマン』の魅力の中核を担う「悪魔の不気味さ」。その悪魔のデザインを担当するのは『DEVILMAN crybaby』のデビルデザインや『スペース☆ダンディ』の宇宙人デザイン、『デカダンス』のサイボーグデザインなどを手がけた押山清高氏です。

映画では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『風立ちぬ』、『借りぐらしのアリエッティ』などに原画で参加しており、その作画力の高さからファンが多いことでも知られています。

また、『デカダンス』では、脚本の瀬古浩司氏と共に仕事をしたことも。

『チェンソーマン』では、悪魔という非現実の存在をどう映像化するのかが見どころ。悪魔は輪郭がハッキリしないデザインも多いですが、押山氏のイメージ力で恐ろしくも魅力的な姿に描かれるのではないでしょうか。

世界観を左右する映像関連もプロフェッショナルで固める

『チェンソーマン』は作画の困難さから「アニメ化無理」と言われていた作品です。もし映像化できたとしても、中途半端な仕上がりではファンは納得しないはず。

そんな背景もあってか、『チェンソーマン』には映像関連にも大ベテランやその道のプロフェッショナルが起用されています。

画面設計|3DCGやデザインの専門家・宮原洋平

出典:『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』公式サイト / ©創通・サンライズ・MBS

「画面設計」とは、画面のレイアウトを決定する役割のこと。聞きなれない単語かもしれませんが、映像を魅力的に見せる最適解を提案する重要な役割です。

ここに起用されたのは、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』や『ガンダムビルドファイターズトライ』の3DCGも手がけた、株式会社カプセルの代表取締役・宮原洋平氏です。

3DCGの専門家が起用された理由は、おそらく3DCGによるキャラクター描写と考えられます。3DCGは複雑なデザインのキャラクターを動かすのに便利で、サンライズ製作の映画・『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』でMSデザインに取り入れられ話題を呼びました。

MAPPAは、やはり「アニメ化無理」と言われていた『ドロヘドロ』の映像化にも3DCGを活用していました。宮原氏を起用することで、3Dモデルを迫力いっぱいに見せる意図があるのではないでしょうか。

アクションディレクター|『ブラッククローバー』監督の吉原達矢

アクションディレクターとは、アクション専門の監督のこと。『チェンソーマン』はアクションシーンが最大の見どころのため、作画監督とは別に配置されたと考えられます。

起用されたのは、吉原達矢氏。32歳の若手ですがアニメ制作の経験が豊富で、24歳で監督デビュー、さらにブラッククローバーの監督も担当した実力派です。

監督の中山氏と関係が深いことで知られていること、そして中山氏がアクションシーンの作画に強いことから、アクションシーンのクオリティは約束されたようなものではないでしょうか。

美術監督|美術監督の大ベテラン竹田悠介

美術監督とは背景美術全般を監督する役割のこと。作品の世界観を決める重要なポジションです。

竹田氏は美術監督の大ベテランで、背景美術専門のスタジオ・株式会社Bambooの代表です。担当した作品は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』など多数で、『ヴィンランド・サガ』では脚本の瀬古氏と共に仕事をしたこともあります。

『チェンソーマン』で気になるのは、悪魔との戦いで建物が破壊されるシーン。ハリウッド映画ばりの規模で描かれることも茶飯事ですが、竹田氏なら見事に再現してくれるはずです。

色彩設計|色彩設計一本の専門家・中野尚美 

色彩設計とは、イラストに乗せる色の色味を決定する役割のこと。アニメは色合い一つで雰囲気がガラッとかわるため、世界観を重視する作品では特に重要なポジションです。

中野氏は、色彩設計一本でキャリアを積んでいる、色彩設計のプロフェッショナル。『ソードアート・オンライン -アリシゼーション-』や『ウマ娘 プリティーダービー』などにも参加しています。

次の世代を担う実力派スタッフも起用!

出典:『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』公式サイト / ©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」製作委員会

キャラクターデザイン|『無職転生』キャラデザの杉山和隆 

キャラクターデザインは『無職転生 異世界行ったら本気だす』でキャラクターデザインを務めた杉山和隆氏。作画監督としてのキャリアも持っており、『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』ではキャラクターデザインと総作画監督を兼任。『チェンソーマン』ティザーPVの総作画監督も務めました。

メインスタッフにベテランやプロフェッショナルが名を連ねていますが、次の世代を担う実力派スタッフも起用されています。ここでは、これから存在感を増していくと思われる、3名を紹介します。

アニメーションプロデューサー|『呪術廻戦』も担当した瀬下恵介

作品のプロデュースを一手に担うアニメーションプロデューサーに起用されたのは、『呪術開戦』でも同役を務めた瀬下恵介氏です。

『呪術廻戦』では、芥見先生の「OPを大ファンの山下清悟氏にディレクションしてほしい」という要望を実現。作品の土台を支える役割を見事に果たしました(出典:WHAT’s IN? tokyo)。

チーフ演出|『呪術廻戦』で演出を務めた中園真登

演出とは、映像をより魅力的に見せるために効果を加えたり、装飾をほどこしたりする役割のこと。ただエフェクトを追加するだけでなく、製作各分野との調整も行います。

起用された中園真登氏は、『呪術廻戦』でも演出として参加しています。ほかにも『ブギーポップは笑わない』や『SSSS.GRIDMAN』にも演出として参加しています、

プロフェッショナルから次世代スタッフまで実力者が揃う豪華布陣に期待値MAX!

出典:「週刊少年ジャンプ」公式サイト / © SHUEISHA Inc. All rights reserved.

『チェンソーマン』のスタッフ陣は、とにかく実力者を揃えた豪華な布陣!メインスタッフのどこにも隙が無く、本気で良い作品を作ろうという意気込みを感じます。

ティザーPVのクオリティが本編で下がることを心配している方もいると思いますが、そこはご安心を。このスタッフたちなら、間違いなくティザーPVの感動そのままに本編を創り上げてくれるでしょう。

まだ放送時期は発表されていませんが、すでに期待値はMAX!次のニュースが待ち遠しいですね!

guest
1 Comment
古い
新しい 最も投票された
インラインフィードバック
コメントをすべて表示
匿名
匿名
3 月 前

進撃の巨人のファイナルシーズンと同じくらいのクオリティーだ。期待しろ。

1
0
あなたの考えが大好きです、コメントしてください。x