日本の探査機・はやぶさ2が撮影した小惑星「りゅうぐう」の表面画像について【海外の反応】
小惑星探査機「はやぶさ」
2010年に帰還した「はやぶさ」は、世界で初めて小惑星のサンプルを持ち帰り話題になりましたが、その後継機となる「はやぶさ2」がもうすぐ帰還するのはご存知でしょうか。
その「はやぶさ2」ですが、着陸した小惑星「リュウグウ」の写真はすでにデータとして受信出来ています。
送られてきた地表の画像は……もちろん普通に見れば、特段驚異的な部分はない岩石の画像なのですが、これが3億キロ離れた小惑星の地表だと思うと、なんだか形容しがたい畏怖を感じます。
海外でもこの写真について、多くのコメントが寄せられていました。
なんて説明したらいいかな。この写真はある意味怖い。
宇宙は多くの人に影響を与える。怖がらせているのは、表面の上の黒い空間かも。
(怖いのは)見慣れているようでいて、ありえないほどの異質さを持っているからかも。他の岩と同じように、そこにあるのに手の届かない深淵の中に存在する岩。僕たちがいないはずの場所、見かけないはずの場所なのに、そこに立ってそれを見ている感じ。
人間の心理的反応には全く適さないからね。好奇心と恐怖の反応を同時に上書きして、何とも言えない実存的な不安のような感覚に陥る。
そして、それが無限大の人間の悲惨さの中のほんのわずかな垣間見えるものに過ぎないことを知っているからね。何兆もの小惑星が暗闇の中から姿を現した。数十億、数十億の星々。惑星。
僕たちがみて知覚できる場所ははるか昔に立っていた岩の上に似ている。辿り着けない場所。僕たちと無関係に存在する永遠の闇の中に僕たちは存在しているんだよ。
“宇宙は闇と沈黙に包まれた病と危険だ”ってね。
おそらく、この画像がいかにも身近なのに、あまりに異質なことに関係するのだろう。写真の観点から見ても、照明的に少し異常だな。
こんな劇的な照明の落とし方をした画像は珍しいよね。 それから、君の種族が非惑星に公式着陸したって考え方もある。少し不安になるかもね。
想像できるかぎり最も恐ろしい環境だな…
そこに張り付いていたらもっと酷いことになりそうだけど…
思うに、注目すべきは背景にある小さな点々だな。 ほんの小さな点にみえるが、実際には巨大な星であり銀河全体だ。人間はとても小さくて取るに足らないものだと認識してしまうよ。
うちの屋根裏はこの小惑星と同じように断熱材が入っていて、同じように怖いよ。
単に寒くて寂しそうだと思ったよ、ハハハ
わかる。数年前に火星表面からの最初の写真を見たとき、スリリングさと同時に恐怖を感じた。
ロシアの金星写真はさらにそんな感じだよね。
たくさんのポップアップや余分なリンクのない、まともで評判の良いサイトを見つけるのに少し苦労しているけど、グーグルで調べてみることをお勧めするよ。
そうだね、照明がキツイね。もっとフェアリーライトが必要。
その大地は地球じゃないんだよ!
岩を砕いてモニターで調べてみたいな。
見ているものはどのくらいの大きさなんだろう?山とか岩山とか、それとも小山みたいなものを見ているのかな?
wikiによると1キロの幅だそう。だから小山の可能性が高い。
縮尺が載っている写真によると、土塊の山を見ていることになるね。
何もかもが空っぽに見えるのを見ているだけで、とても怖い。
この小惑星写真は現在の人類の工学・数学・科学の頂点を表しているね。素晴らしい写真だけど、それ以上のものだよ。
なお、はやぶさ2は12月5日にカプセル分離、12月6日にはカプセルが帰還する予定です。
参照:https://www.reddit.com/r/interestingasfuck/comments/ju3tcc/this_is_an_image_of_the_surface_of_the_asteroid/