『進撃の巨人』完結!作者の次回作はサウナかブラックコメディ?
『進撃の巨人』が6月9日に発売の34巻で堂々の完結します。文字通り漫画界の「巨人」となった諌山先生には、感謝の気持ちとお疲れ様の気持ちがこみ上げてきます。
また、「別冊少年マガジン」では、4月に発売された5月号で完結しており、ファンたちの間では諌山先生の次回作を気にする声も。
じつは次回作で有力なのが「サウナ」か「ブラックコメディ」。特に、サウナの可能性は現実味を帯びた路線になりつつあります。
そのきっかけは、とあるインタビューから。
この記事では、『進撃の巨人』の作者である諌山先生の次回作の可能性、そしてサウナやブラックコメディが噂される理由を紹介します!
『進撃の巨人』34巻でついに完結!諌山先生の次回作へ期待が集まる
2009年の連載開始から約11年半。最新刊34巻で『進撃の巨人』がついに完結!追いかけてきたファンにとっては感慨深いものがあるのではないでしょうか。
そして、ファンたちが気にしているのが、作者である諌山先生の次回作です。
『進撃の巨人』が終わってしまう寂しさもあり、次回作を読みたい気持ちもあり。楽しみにしてきた漫画が終わってしまうのは複雑な気持ちがありますよね。
ところで、諌山先生の次回作がどんな作品になるのか気になりませんか?
まだオフィシャルには発表されていないのですが、じつは「サウナ」か「ブラックコメディ」という噂があるのです。
「なぜ?」と思う方もいると思いますが、これにはれっきとした理由があります。その理由を少し昔にさかのぼって見ていきましょう。
なぜ次回作がサウナかブラックコメディと噂されるのか
まず、諌山先生の次回作が「サウナ」というのは、ファンたちの間ではほぼネタです。諌山先生が大のサウナ好きなため、サウナ漫画も描くのではないかという噂が出回っているのです。
次に、「ブラックコメディ」は現実味を帯びた話です。本人が「ブラックコメディをやってみたい」と発言しており、可能性は十分あると思われます。
ここでは、サウナかブラックコメディという噂の出どころを紹介します。
噂の出どころはインタビューの「ある発言」から
噂の出どころは、TBSの「Nキャス」で放送された本人インタビューです(2020年6月6日放送回)。
インタビューでは、諌山先生の仕事風景が紹介され、「完結まで残り5%くらい」とのコメントも。
そして、「次回作の予定は?」との質問に対し、「ブラックコメディみたいなものはできたらなと」と、回答しているのです。
また、同時に大のサウナ好きであることも紹介され、「自信のサウナ店を作るのが夢」とも語っています。サウナ好きが転じてサウナ漫画を書き始めることも、もしかしたらあり得るかもしれませんよね。
新作の前にサウナ店開業もありうる……?
ここで気になるのが、サウナ店開業がいつになるのかということです。
『進撃の巨人』はコミックス累計発行部数が一億部を超えています。8~10%が相場と言われるコミックスの印税額を考えると、すでにサウナ店を作れる資金力は十分にあると考えられます。
むしろ、融資を受けなくても単独でサウナ店を建築できる資金力すらあるのではないでしょうか。
そう考えると、連載が終了してひと段落した今こそサウナ店を開業するタイミングかもしれません。もしかしたら新作の前にサウナ店開業がありうるのではないでしょうか。
ただ、サウナ店を作っても公表はしないかもしれません。公表すると諌山先生が落ち着いてサウナを楽しめなくなってしまう可能性があるからです。あくまで1オーナーとして、ひっそりとサウナ経営を始めるのではないでしょうか。
サウナ路線が冗談でなくなりつつある理由
先ほど、サウナ路線はネタでブラックコメディが現実的だとお話しましたが、じつはサウナ路線も冗談でなくなりつつあります。
本編にこそ影響していないものの、最近は「別冊少年マガジン」の表紙にサウナ絵が使われたり、巻末コメントがサウナまみれだったり、さらにはサウナ絵の缶バッジが付録についてきたりと、まるで外堀を埋めるかのごとくサウナが進撃してきているのです。
もし次回作がサウナ漫画になった場合、諌山先生はサウナを描いたお金でサウナに入ることになります。果たしてサウナ漫画路線はありうるのか?その可能性を見ていきましょう。
表紙や巻末コメントがサウナまみれ
表紙に大きく描かれた調査兵団団員たちのサウナイラスト。
2020年5月号の「別冊少年マガジン」は、諌山先生がサウナに夢中になった出発点的なポジションです。
諌山先生がサウナにハマり始めたのは2020年からだと言われています。
さらに、「別冊少年マガジン」の巻末では隙あらばサウナ関連のコメントをしています。
「辛い原稿末期に思うことはサウナのことばかりサウナサウナウサナ。」
引用元:「別冊少年マガジン」2020年3月号
「原稿終わったのにサウナに行けないなんて…行けないなんて」
引用元:「別冊少年マガジン」2020年5月号
このように、諌山先生のサウナへの思いはどんどんと増しているようです。
付録にサウナ絵の缶バッジ
驚くことに、「別冊少年マガジン」2020年5月号の表紙を飾ったサウナイラストが、缶バッジとなってコミックス33巻と「別冊少年マガジン」2021年2月号の付録に採用されました。
物語もクライマックス!というところで急激なサウナ推しが始まったため、これにはファンも動揺を隠せず。
しかし、本誌を読んでいない人にも「諌山先生=サウナ」のイメージを広めることとなったため、サウナ的には成功したと言っていいのではないでしょうか。
日帰り温泉とコラボ!サウナの日イベントも
諌山先生のサウナ好きが項を成してか、2021年、ついに日帰り温泉「極楽湯・RAKU SPA」とのコラボが行われました(イベントは終了しています)。
サウナの日(3月7日)に合わせて特別イラストを使った手ぬぐいやグッズも用意され、サウナ好きの影響力を再確認することとなりました。
ついにコミックスにもサウナが進撃
これまで、表紙や付録、コラボなどにサウナを投入してきた諌山先生でしたが、コミックス33巻ではついに単行本にまでサウナが進撃を開始しました。
サウナが描かれたのは『進撃のスクールカースト』のコーナー。なんと全編使ってサウナの入り方をレクチャーする内容になっています。
諌山先生のサウナ愛が加速度的に増しているのが分かります。ここまでサウナで囲って来たら、次回作がサウナ漫画というのもネタで済まないように思えてきますね。
サウナは趣味でブラックコメディを本業にする路線が濃厚か
さて、ここまで諌山先生が大のサウナ好きであることを説明してきました。果たして諌山先生はサウナ漫画を描くのでしょうか?
おそらく、その答えは「NO」だと考えられます。
これは推測ですが、サウナは諌山先生にとって趣味でありご褒美ポジションです。仕事と趣味を分けたい人が多いように、サウナはあくまで趣味で、純粋なご褒美として楽しみたいのではないでしょうか。
すると、現実的なのは、ブラックコメディ漫画を描いて、別にサウナ店をオーナーとして経営するパターンです。
サウナ店オーナーになれば、自分の要望をふんだんに盛り込めます。これまでサウナの良さをアピールし続けてきた諌山先生なら、誰もが楽しめるサウナ施設を作ってくれるのではないでしょうか。
今後も、漫画はしっかり描きつつ、周囲をサウナで囲っていくスタイルの諌山先生が見られると思います。
『進撃の巨人』最終34巻は6月9日発売!そのクライマックスをしっかり見届けましょう!