これが次の年までに修理されたんだって?すごいなあ。しかも同じことが二度と起きないように強度を高めて作ったんだってね。
何かが起きたときに道路が崩れたら、どれだけ素早く修繕できるかがその国のほんとの力なんだろうね。アメリカではそうだよ。
阪神大震災のとき私、近くにいたわ。この崩れた高架から徒歩3分のアパートに住んでたの。
2011年に起きた東日本大震災は、これの300倍のエネルギーで引き起こされたってことが信じられないね。
もし東京でマグニチュード8の地震が起きた場合に備えたアニメがあるよね。今後30年で東京にマグニチュード7以上の地震が起きる確率は70%だって。だからそういうアニメが作られたんだろうけど。この高速道路の状態は、そのアニメにも登場するよ。
この地震についてのアニメ映画があって、「地球が動いた日」と呼ばれてるんだ。まさにそこで出てくるシーンだね。
どうやってこの状態から修理をしたんだろう。上から処理するのか下から処理するのか?大きな破片は爆破して進めるのかな?
それほど労力をかけずに修繕できたんじゃないかと思う。最初に比較的小さな瓦礫や破片を取り除いて、クレーン車でそれを運べるだろうからね。
私の住んでる国だったら、完全に直すまでに20年はかかるだろうな。
写真に写っている青い車に乗ってる人は、どんな気持ちで運転してるんだろう。こんな状況にもかかわらず運転しているとしたらクレイジーだ。
カリフォルニアでも1989年に、地震が起きて同じように高速道路が崩れたことがあったっけ。
この地震が、私が地震学者になろうとしたきっかけの一つなんだ。
2019年に僕の住んでいるカリフォルニアでマグニチュード7の地震があった。地震が起こって1時間半の内に何度も余震があったけど、結局被害者はほとんどいなかったんだ。
高速道路の傍を歩いてる人がいるよ。なぜそんなことができるのだろう。僕は一歩も近づきたくないのに。
高架の撤去と交換に20年かかったシアトルに比べて、これは1年ぐらいで元の高架橋より頑丈に建て直したんだから驚きだなあ。日本人はいつも僕らを驚かしてくれる。
タイトルとリード文を読まないでこの画像だけ見たら、まるで突拍子もない建築物みたいに思えてもおかしくない。
私の街では道路を拡張するのに12年かかっていて、まだ終わってない。1年ぐらいでこの状態から回復させたなんて、どれだけの労力がかけられたのか想像がつかない。
設計が悪かったからこの高架は崩れたのかな?それとも地震が強すぎて、想定外のことが起きたのかな?
バラバラに壊れたり崩れたりしているんじゃなくて、形をそのままにただ倒壊しているように見えるから、設計は間違ってなかったと思う。
よく考えれば、地盤が揺れたのに形は崩れてないから、しっかり作られた高架だよなあ。もし基礎がおろそかにされてたら、車はがれきの下敷きになってたはずだよ。
復旧はしたが復興はしてない。
すごいのはこの震災があったにも関わらず明石海峡大橋がちゃんと作られたこと。