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『PUIPUIモルカー』映画オマージュネタいくつ知ってる?配信で一気見しよう!

『PUIPUIモルカー』は「ゾンビとランチ」や「モルミッション」など動きのある話が多く、キャラとのギャップも話題になりました。映画みたいと思った方も多いのではないでしょうか。
じつは『PUIPUIモルカー』は映画オマージュネタの宝庫。シナリオから小ネタまで、あちこちにオマージュが散りばめられているのです。

amazonプライムやネットフリックスなど動画配信サービスで一気見を考えている方、ぜひ紹介するオマージュネタを探しならが視聴してみてくださいね。

『PUIPUIモルカー』は放送前から映画オマージュをネタバレしていた?

毎話のように映画のオマージュネタが仕込まれている『PUIPUIモルカー』。SNS上でも放送されるたびに話題になり、オマージュ探しを楽しむ方も多くなっています。

この映画オマージュネタ、じつは放送前から取り入れられることがネタバレされていたんです『PUIPUIモルカー』公式サイトの監督インタビューにこんな一文があります。

質問:シリーズの中には名作映画をオマージュした話もありますが、監督に影響を与えた映画はなんでしょうか。
また、他にも「モルカー」世界で表現してみたい作品のジャンルなどございますでしょうか。

回答:『コララインとボタンの魔女』『ワイルドスピード』などなど。
TVアニメは『おくびょうなカーレッジ君』『星のカービィ』『パワーパフガールズ』
今後あるとしたら、SFやより社会派なお話も作ってみたいです。

出典:『PUIPUIモルカー』公式サイト

元々名画のリスペクトシーンを取り入れようと考えていた様子。しかし、話題になるほど多くのネタを仕込んでくるとは驚きです。
オマージュは度が過ぎるとネタに話題が持って行かれてしまう危険性もあります。バランスを保ちつつ数々のネタを仕込んでくる、見里監督はただものではありませんね。

『PUIPUIモルカー』の映画オマージュネタ4選+α|『マッドマックス』や『AKIRA』も

『PUIPUIモルカー』には、ガッツリストーリーネタから、マニアックなワンカットネタまで、数々のオマージュが隠されています。
中にはスロー再生を駆使しないと見逃してしまうネタもあるほど。ここでは、その中からオマージュ5つ+小ネタ1つを紹介します。

第6話|『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

第6話「ゾンビとランチ」は、平和なモルカーの世界にミスマッチすぎる『マッドマックス怒りのデスロード』のオマージュ作品と言われています。

出典:『PUIPUIモルカー』6話予告

こちらの装甲車のようなデザインが似ているとのこと。モルカーの世界観にしては物騒だと感じた人も多いと思いますが、オマージュネタなら腑に落ちますね。

元ネタと噂される『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の予告動画と見比べてみると、確かに似てますね。元ネタがあまりに物騒なため、モルカーの武装がかわいく見えてきます。

第7話|『インディージョーンズ』

第7話「どっきり?スッキリ!」では、テンガロンハットをかぶった冒険モルカーが大活躍!お宝の金のニンジンを手に入れるため、大冒険(?)を繰り広げます。

こちらの話は言わずもがな『インディー・ジョーンズ』のオマージュと言われています。宝さがしをするストーリー、かの有名曲を思わせるBGM、そしてインディー・ジョーンズのトレードマークであるテンガロンハット。

本家と見比べてみるとよく分かりますね。

ちなみに、洗車後の冒険モルカーは、一部で「ローランドでは?」とも言われています。真偽は分かりませんが、そういわれると似てますね(笑)

第8話|『ミッション:インポッシブル』『ワイルドスピード』『AKIRA』

第8話「モルミッション」はネタの宝庫!タイトルは『ミッション:インポッシブル』で、作中には『ワイルドスピード SKY MISSION』と『AKIRA』のオマージュが隠されていると言われています。

出典:『PUIPUIモルカー』8話予告

『ワイルドスピード SKY MISSION』のオマージュと噂されているのが上記のシーン。飛行機から車が飛び出すシーンとよく似ており、SNSでも話題になっていました。

出典:『ワイルドスピード SKY MISSION』インターナショナル・トレーラー

さらにストーリー後半では『AKIRA』の有名なシーン「バイクスライド」のオマージュと思われるカットが。

一時はツイッターのトレンド入りまで果たし、大盛り上がりとなりました。

第11話|『バックトゥザフューチャー』

第11話「ダイムモルカー」は過去へのタイムトラベルネタ。
タイムトラベル映画といえば、そう『バックトゥザフューチャー』ですよね。

作中にはマーティ&ドク博士を思わせるキャラクターも登場。とすると、このモルカーはデロリアンという名前なのでしょうか……?

ネタが細かいのがモルカーのドアの開き方。デロリアンと同じ上に開くタイプで、ニヤッとしたファンも多かったのではないでしょうか。

小ネタ|第5話『AKIRA』『バンブルビー』

第5話「プイプイレーシング」では、よく見ないと気が付かない小ネタが隠されています。
開始1分30秒あたりのシーンに、『AKIRA』と『バンブルビー』によく似たポスターが貼ってあるのです。

『バンブルビー』のポスタータイトルは「MOLFORMERS」。モルカーがトランスフォームしたと思われるロボットも描かれており、芸の細かさについ笑ってしまいます。

ちなみにこのポスター、第9話や10話でも再登場しています。

5話ではこのほかにも、スターバックスコーヒーを思わせる看板や、タワーレコードを思わせるポスターも。ネタが多い回なので、よーく見てみてください。

最終回・第12話のパーティはまさか「あの作品」オマージュ?

第12話「Let’s モルカーパーティー!」は、ドライバーが寝てしまった後のモルカーだけの時間を描いており、『トイ・ストーリー』を思わせるほっこりするエピソードになっています。

特に印象的なのが、モルカーたちが列になってはしゃぐシーン。楽しそうなモルカーたちの姿に、こちらまでニッコリしてしまいそうです。

ところが、このシーンがとあるホラー映画のオマージュでは?と噂されています。
「連なって歩く」点と「列の形」が似ているらしいのですが、SNS上では意見が割れています。

ダークすぎるためここでは詳しく書きませんが、気になる方はSNS上で調べてみてくださいね。

『PUIPUIモルカー』はネタの宝庫!振り返り視聴でチェックしよう

約3分というショートストーリーに多くのネタが詰め込まれた『PUIPUIモルカー』。話のテンポも早いため、普通に見ていては見逃してしまうところも多いです。

そこでおすすめなのが「amazonプライム」や「ネットフリックス」などで視聴すること。隠されたネタを探しながらリピートすると、制作サイドの細かなこだわりを発見することができます。

配信サイトでモルカーの再生回数がやたら多いのは、もしかしたらネタ探しをしてる人が多いからかも?
全話見ても約40分。今日は『PUIPUIモルカー』を一気見しちゃいましょう。

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