日本は本当に奇妙な国だ。
2005年頃、ディスカバリーチャンネルを見ていたら、日本人の多くが”看板のバーコードをスキャンして、情報を表示することができる”、クレイジーな携帯電話を持っていた。
「携帯電話は人間の一部のようだ」と紹介してて、「いずれ先進国では同じような光景が見られるだろう」と番組で言っていた。
あまりにもクレイジーで未来的な話だったので、その話が信じられなかったよ。
私のiPhoneから送信
アメリカで「抵抗」や「コンデンサ」を見つけるのはすごく難しい。不思議なぐらいだ。
少しはんだ付けしたり、抵抗を取り替えれば済むような電子機器がたくさん捨てられている。
悪いコンデンサは上部が膨らんでいるから、簡単に見分けがつくんだ。
テレビ・スピーカーバー等なんでもそんな感じだ。壊れたものを買ってきて、1時間もかからず修理してプレゼントしたことが何度もあるよ。
↑趣味としては良いと思うんだけど、価値がなくなって別のものを買ってもいいかな、と思うと多くの人はお金を掛けることを惜しむ。
「修理にお金を使う」ことが嫌いなんだよね
ああ、これはいいスポンジだな…
↑先端を綺麗にしなきゃ!
↑その用途のためかはわからないけど、はんだ付けだとコテの先端を綺麗に保つため、湿ったスポンジを使うんだよね
日本にはスイカの自販機とか、下着の自販機とか、変な自販機がいっぱいあるよね
↑下着の自販機!?わお、ちょっと日本に行ってくる
↑私にとって不思議なのは、こういった自販機がどうやって利益を生み出しているかだ。
すごくニッチなものに見えるけど、それが利益を生む文化が日本にあるということだ。
日本の自販機に関するドキュメンタリーが必要
↑すばやく、しかも人と交流せずに買うことができる。日本の都市生活には最適かもしれない。
↑間違いなく文化が関係している。
日本は技術が発展していて犯罪も少ないので、自販機を破壊するようなことは起こらず、商売として成立する。
田舎では、農家が無人の屋台を出していて、人々は好きなものを取ってお金を置いていくんだ。
自分で電子機器を修理するのが当たり前に慣れば、(企業がそれを可能にすれば)新製品の需要も減って結果的に二酸化炭素の排出量も削減することができると思う。
ただそうなると、億万長者が兆万長者になるのは難しくなるんだろうね。
↑しかし実際のところ、はんだごてで修理できる電子機器なんてほとんどないんだよ。
最近の製品が、自分で修理できなくなってるのは、修理に必要な道具が、修理代よりはるかに高く付くからだ。
修理工場でも、実のところ修理なんてしていない。部品を交換するだけだ。
1時間前、この自販機がすごく必要だった!
充電器を修理していて、470Ωの抵抗がショートしちゃったんだ。
アマゾンで25個入りのパックを注文したけど、ものすごく高価だった…
この自販機は凄く好きだし、同時に嫌いかもしれないw
切らしてしまったパーツをすぐその場で買って、修理にはいることができる。でもお店で買うより1ドルも高い。
きっと私は息を切らしてこの自販機に向かい、「恐喝しやがって!」とつぶやきながら、ボタンを押すだろう。
交通費や時間を考えれば、5000円以上得してるんだけどね笑
ああ…私はこの自販機の魅力に抵抗できない。
夜中に工具が必要になって22:30にドンキでプライヤ買った