『PUIPUIモルカー』突然の爆発的人気拡大! 今季覇権アニメとなるか?
ツイッタートレンド1位を獲得した『PUIPUIモルカー』というアニメをご存じでしょうか。
モルモットがカー(車)になったパペットアニメで、2021年の年明け早々話題沸騰中なんです!
「モルモットが車に……?」と思う方もいると思いますが、これがどうして面白い。
放送日の火曜朝はツイッター上がモルカーの話題で持ちきりになり、爽やかな朝をスタートする人が続出している事態です。
その勢いにネット上では「今季覇権アニメ」の噂も。
一体モルカーとは何なのか。本当に覇権アニメになってしまうのか。
この記事では冬アニメのダークホース『PUIPUIモルカー』が覇権を取る可能性に迫っていきます。
主役はモルカー!モルモット×カー(車)の不思議なアニメ
モルモットが車になった。それがモルカーです。とてもかわいいです。
なぜモルモットが車になったのか、それは監督・見里朝希氏の「モルモットが車になったら運転中のストレスを打破できるのではないか」というアイデアによるもの。
モルモットはくりっくりな目と大きな丸いお尻、トコトコ走る短い手足、常にとぼけた顔。
渋滞しても、前のモルモットのお尻を眺めているだけで癒されますし、ちょっとしたトラブルがあってもモフモフして可愛いから許せてしまう?!野菜がエネルギー源なので、エコにもなります!
『PUIPUIモルカー』公式サイト 監督インタビューより
よく「猫はいたずらしてもかわいいから許せる」という話を聞きます。もし現実の車がモルカーだったら、運転中もノーストレスでいられるかもしれませんね。
見里朝希監督プロフィール
1992年東京都生まれ。2016年武蔵野美術大学造形学部 視覚伝達デザイン学科卒業、2018年東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻修了。
大学院の修了制作として発表した作品『マイリトルゴート』は「SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA2019」ジャパン部門優秀賞、「パリ国際ファンタスティック映画祭(PIFFF)」でグランプリを受賞したほか、アルゼンチン、モロッコ、ドイツ、ポーランドなど国際映画・アニメ祭でも受賞国内外で数多く賞を受賞。パペットアニメ期待の新鋭として注目されている。
商業作品では『けだまのゴンじろー』(2019/テレビ東京)のエンディングアニメーションを監督。本作『PUI PUI モルカー』がTVアニメ初シリーズ監督作品となる。
引用元:『PUIPUIモルカー』公式サイト
『PUIPUIモルカー』がツイッターのトレンド1位に!
2021年1月19日(火)午前10時。ツイッターのトレンドを覗くとそこには驚きの光景が。
なんと1位と3位にモチモチした「モルカー」なるものの姿が。
これこそ今話題の『PUIPUIモルカー』。モルカーを知らない方は頭に「?」が浮かんでしまったのではないでしょうか。
この時間帯の「モルカー」のツイート件数は、1位の「モルカー3話」と3位の「ねこ救出大作戦(3話タイトル)」を合わせて80,510件!
さらに、19日の午後3時になると「モルカー」に関する46万件以上のツイートが!
ツイッター上はかわいらしいモルカーたちにすっかり占拠されてしまったのでした。
ツイッターがモルカーだらけの平和な世界に……!
『PUIPUIモルカー』の放送日時は、毎週火曜日の朝7時30分から。モルカーのおかげで、火曜日朝のツイッターはモルカーだらけの平和な世界になっています。
なかなか楽しい話題に恵まれない今日この頃。朝からモルカーがあふれていると少しほっこりしてしまいますね。
リアタイモルカー視聴で1日のスタートが幸せに?
さらに、モルカーは火曜日朝の活力にもなっている可能性が出てきました。
朝の7時30分という時間が、出勤・通学前の人たちの楽しみになっているのです。
かつて子供たちが登校前の『ポンキッキーズ』を楽しみにしたように(全部は見られなかったと思いますが)、『PUIPUIモルカー』も朝のお楽しみアニメになりつつあるのです。
モルカーを取り巻く覇権アニメの気配
さて、話題抜群の『PUIPUIモルカー』ですが、ネット上では早くも「覇権アニメでは?」との声があるようです。
「そんなまさか」という思うかもしれませんが、どうもまんざらでもなさそうなのです。
ここでは、ネット上のデータから『PUIPUIモルカー』を取り巻く覇権の気配を紹介します。
1日で15万件以上!圧倒的なツイート数
最初のデータは「ツイート数」です。
ヤフージャパンのリアルタイム検索でツイート数を検索すると驚きの結果が。
1月19日の午後22時時点で「モルカー」を含むツイートは15万件以上!
前回放送日も同程度のツイート数をたたき出しています!
この数字がどれだけすごいか、人気アニメの『呪術廻戦』と比較してみましょう。
2クール1話放送日の『呪術廻戦』を含むツイート数は73,705件。『呪術廻戦』の文字列を含まないツイートも多くあるためこれがすべてではありませんが、それでも2倍以上のツイート数をたたき出しているのは驚きです。
BANDAI CHANNELで再生数トップに!
2つ目のデータはBANDAICHANNELの再生回数ランキングです。
なんと『PUIPUIモルカー』が堂々の1位にいるではありませんか!
1話あたりの再生時間が約3分と短いとはいえ、名だたる人気作を押さえての1位は驚きです。
ちなみに、ランキング期間を「7日間のランキング」や「30日間のランキング」にしても1位をキープ。一体何回再生されているのでしょうか……。
Googleの検索ボリュームが急上昇中!
最後のデータは検索数のボリュームを調べる「Google Trends」からです。
モルカーの関連ワードが検索数を急激に上げており、注目度の高さが見受けられます。
今後、放送を重ねるたびに検索ボリュームが増えて行けば、『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』のように、日本中で知られる覇権アニメになる可能性は十分あります。
半年後には街に「モルカーがあふれているかも?
『PUIPUIモルカー』は覇権アニメになる可能性をかなり持っている作品だと思います。
3つのデータから考察できるのはもちろんですが、小さい子どもでも楽しめるのがポイントではないかと思います。
子供がハマって、それが親の間で話題になり広まっていくという構図はよくあることで、子供を起点に幅広い年齢層に伝わる可能性があるのです。
もし、モルカーが覇権アニメになった場合、3ヶ月~半年後にはいろいろなコラボグッズが打ち出されているかもしれません。
例えば、『鬼滅の刃』のようにローソン1番くじが実施されているかも……。モルカーぬいぐるみとか、動物園のモルモットとコラボとか、さすがに「モルカー缶」はないかと思いますが。
もしそうなれば街中がモルカーに占拠されることもありうるかも?
運転のかたわらにモルカーを置いて、ストレスを打破する日も遠くないかもしれませんね。
紙兎ロペ「解せぬ・・・」