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『呪術廻戦』第2クール開幕!考察飛び交う背景に「五条悟」という最強キャラの存在

第2クール『呪術廻戦「京都姉妹校交流会編」』が開幕!京都校生の登場で、物語はいっそう賑やかに。SNS上では考察が多く飛び交っています。

『呪術廻戦』は、考察が非常に多く語られている作品です。特に、キャラの強さ考察が多いのですが、これはなぜでしょうか。

キャラの能力が多彩なこと、能力の応用が効くことなど、いろいろな理由がありますが、その背景には最強キャラ「五条悟」の存在があります。

そして、最強キャラを作品冒頭から登場させるという、思い切った構成も関係しています。

この記事では、『呪術廻戦』の考察を賑わす五条悟の存在について、そして、五条悟が物語を盛り上げている理由について解説します。

第2クール『呪術廻戦「京都姉妹校交流会編」』がスタート!

2021年1月15日(金)から第2クール『呪術廻戦』「京都姉妹校交流会編」』がスタート。

特級呪霊・真人との戦いも一区切り。新たな呪術高専生たちが登場し、新章の開幕を感じさせる展開になっています。

第2クールでは、呪術高専の一大イベント、東京校と京都校による交流会が描かれます。

見どころは、やはり京都校生たちの実力と能力。実力者揃いと言われる京都校生たちは東京校生たちよりも強いのか?最強キャラ五条悟に匹敵するキャラはいるのか?

新たな展開の『呪術廻戦』第2クールから目が離せません!

『呪術廻戦』は考察が盛んに行われている作品

ますます活気づく『呪術廻戦』の考察トーク。SNS上ではキャラの強さや物語の展開や伏線について考察が飛び交っています。

考察サイトや考察動画なども登場し、考察に時間を奪われるファンの姿もしばしば。

『呪術廻戦』には多くの謎や疑問点があります。虎杖の中の両面宿儺について、特級呪霊をまとめる夏油傑について、そして五条悟の強さについて。一つ一つの謎が徹夜級に深いため、時間がいくらあっても考察の時間が足りないのです。

キャラの強さ考察が特に活発

考察で特に賑わいを見せているのが、キャラの強さについてです。

これは、キャラごとに能力の使い方に応用があることや、強さのポテンシャルを秘めたキャラが多いことなどが理由だと考えられます。

また、キャラ同士の相性によっても強弱関係が変わるのも面白いところ。

例えば、ほとんどのキャラにアドバンテージを取れる真人は、魂に両面宿儺を宿した虎杖が苦手です。

キャラのスペックだけで強さが決まらないため、考察する余地が多くあるのではないでしょうか。

強さ考察の背景にある「五条悟」の存在

キャラの強さ考察をするうえで重要になってくるのが、最強キャラ「五条悟」の存在です。

五条は、無下限術式というチート級の能力により、攻守ともにほぼ無敵。強さを0~100で表した場合の「100」のポジションに位置するキャラです。

じつは、五条が「100」のポジションにいることが、強さ考察の重要なポイント。その理由を詳しく見ていきましょう。

五条悟は「最強」というベンチマーク

強さを比べるとき、比較対象があると分かりやすく測ることができます。

例えば、バトル作品における「師匠」や「ライバル」など。強さを比べることで、キャラの強さがより分かりやすくなります。

『呪術廻戦』において、五条は最強ポジションから強さを測るベンチマーク的な存在。

呪術高専の生徒たちが成長し、五条と肩を並べるかもしれない。

今度の呪霊には、五条も敵わないかもしれない。

最強ポジションを用意することで、無意識下で五条に匹敵するかを比較させているのです。

最強ゆえに虎杖や真人の成長が際立つ

https://twitter.com/Fittones_/status/1319762337859948545

虎杖や真人は、可能性の塊のようなキャラクター。作中で特に成長力が高く、回を追うごとに驚くほどの進歩を見せています。

五条が絶対王者だとしたら、2人はそこへ到達しうるチャレンジャーといったところ。虎杖の中には両面宿儺の存在がありますが、五条は両面宿儺にすら「勝つ」と語っています。

両面宿儺が完全体になったとしても、真人が成長しきったとしても、おそらく最後の壁となるのが五条の存在です。果たして2人が五条に匹敵する存在になりうるのか、いずれ訪れるであろう五条とのバトルに期待が膨らみます。

最初から最強キャラを登場させる芥見先生のセンスがスゴイ

最強キャラは、作品後半で登場するか、最初に登場して姿を消すことが多いですが、『呪術廻戦』では、最強キャラが最初から登場し、しかもレギュラー出演しています。これでは、最終的に五条さえいればOKになってしまう可能性があります。

しかし、実際は物語の見届け役ポジションに収まっており、物語を上手に盛り上げる役回りになっています。ここに、芥見先生のストーリー作りのセンスがあります。

最強キャラはとても繊細な存在

ロールプレイングゲームに「レベルそのままで最初から」というオマケモードがよくあります。五条の存在はこれに似ていて、ゲーム性を崩壊させうるほど強い存在です。

五条が積極的に参戦すると、どんな敵も一瞬で倒してしまい、見せ場が無くなってしまいます。そのため、彼の扱いを一つ間違えば、物語は驚くほどあっけなく終わってしまう可能性があるのです。

最強ゆえに多彩で、最強ゆえに圧倒的。

そんな存在を最初から登場させ、上手くコントロールしている芥見先生のセンスには、脱帽するほかありません。

強さをチラ見せして物語を盛り上げている

1クールが終わった時点で、五条は強さの全貌を見せていません。

彼がどれくらい強いのか、どんな能力を秘めているのか、視聴者はとても気になると思います。

そこにこそ、ストーリー作りの上手さがあります。

五条は最強ゆえに多くの可能性を秘めています。

圧倒的強さを見せても、もっとスゴイ能力があるのではないか、あっと驚くことをするのではないかと、視聴者は想像を働かせてしまうのです。

五条が活躍する=すごいことが起こる

というイメージが定着し、視聴者は五条を追うようになります。

無量空処を展開した第7話が盛り上がったように、今後も五条が活躍する回ではSNSがザワつくのではないでしょうか。

第2クールで五条の最強ポジションは揺らぐのか?

あまりにも強すぎる五条悟。第2クールでは、五条の最強ポジションを脅かす新キャラが現れるのかが気になるところです。

五条は、あの両面宿儺にすら「勝つ」と語っているため、五条超えキャラの登場は現実的では無いと思います。

しかし、新たなキャラが登場するたびに、最強の牙城を崩せるのではないかと期待してしまうのもまた事実。

もし五条超えを実現するとしたら、それは両面宿儺なのか、真人なのか、それとも虎杖なのか……。

そんな考察を続けていると寝不足になってしまうのも頷けますね。

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