友人の自動車技師に「なぜ日本車のエンジンは長持ちするの?」と聞いてみた。アメ車を買った知人は7年以上エンジンが持たなかったんだ。
その返答に対して、激怒する人もいるかも知れないけど貼り付けるよ
※長いです
エンジンの寿命が長い車を見つけるコツは「同じプラットフォームを長く使っている会社を見つけること」だ。長い期間、同じエンジンを使うことで、それを使った車が増え、バグを克服することができる。
そもそも長寿命で高品質な車をつくる原則は、なるだけ”変更点”を少なくすることなんだ。
”変更点”は良いように見えて、新たな故障の原因にしかならない
その点、日本企業は”変えないこと”の達人。
同じ部品何度も何度も使ったり、同じ組立方法で何台も車を作ることに関して、日本の会社に勝るものはない。
おそらく、「アメ車に乗っていて、エンジンが壊れた友人」は、4気筒の車に乗っていたのじゃないかと思う。
GM・フォード・クライスラー(BIG3)が4気筒の車を作るのは、ラインナップを充実させるため。
でも本当のところ、彼等はV8エンジンを使ってトラックを作りたいだけなんだ。それが彼等の金儲けだからね。
一方で、日本ではガソリンが高かったので、50年代から4気筒エンジンを作っていた。
そう、日本は半世紀もの間、4気筒車を作り続けてきたんだ。
なお、日本の「ものづくり」は高品質なものを作ることができるけど、その反面やりすぎると「つまらない」と思われてしまうことがある。
だから「ダッジ・ヘルキャット」みたいな車は、ホンダやトヨタには作れない。あれは707馬力の化け物だ。50kmも走れば壊れるかもしれないけど、すごくおもしろい車だよ。
クライスラーは日本と逆に「反ものづくり精神」で走っている。
見た目は最高、音は最高、今すぐ買いたくなる…、でも品質は最悪。
全てわかっているんだけど、私はHELLCAT CHARGERを購入したいと思っている。
4気筒車がほしいなら、ホンダに勝るエンジンはないよ。小型車とセダンの最高峰はトヨタ。一番良いトラックはシボレーかF150。
ドイツ車については、3~5年新車に乗って、それからまた次の新車が買える場合のみいい選択だと思う。ドイツ車の新車を買う余裕がないのであれば、ドイツの中古車を買う余裕は絶対にない。
奇妙なことに、彼らは車をより複雑にし、その複雑さのせいで壊れる傾向がある。
イタリア車はおかしなことに品質が悪い。
彼等は地球上で最も望まれる車を作っている。私もほしい。
しかし信頼性と品質に関しては、地球上で最もひどいと言わざるを得ない。
20km走るごとに、バルブトレインを修理するためエンジンを引っ張り出す必要がある。そしてそのサービス料に300万円請求されるんだ!
しかし、人々はイタリア車を買うために順番待ちリストへ名前を書く。
もちろん私もお金があるならそうする。そしてヘルキャットの隣に並べるだろう(意味はわかるよね)。
まあもちろん、近い将来全ての賭けは無効になるよ。
電気自動車は急速に進歩しており、全ての人にとって新しい時代が来るだろう。また、自律走行もすぐにやってくる。
全ての製造ラインは、電気自動車に移行するのではないかと私は思っている。
新規の参入社も増えて、とてもおもしろいことになるだろう。
ただ、私はゴルフコース以外では、絶対に電気自動車を運転しないけどね!
彼の答えは正しいけど、本当の答えは「デミング博士」だよ。
彼は製造業に革命をもたらした。
彼は70年代にBIG3(GM・フォード・クライスラー)に笑われたので、理論を日本に持ち込み、自動車産業で実行したんだ。
彼は公差・機械加工・および管理の見方を変えたんだ。本当に面白い話。
W・エドワーズ・デミング
W・エドワーズ・デミング – ウィキペディア
第二次世界大戦前後にアメリカの生産性向上に尽力した。また、特に日本に限った話としては、その日本への影響でよく知られている。
彼は1950年から日本の企業経営者に、設計/製品品質/製品検査/販売などを強化する方法を伝授していった。
彼が伝授した方法は、分散分析や仮説検定といった統計学的手法の応用などである。
デミングは、日本の製造業やビジネスに最も影響を与えた外国人であった。
このため、以前から英雄的な捉え方をされていたが、アメリカでの認知は彼が死去したころやっと広まり始めたところであった。
日本での工業製品の成功がデミングにあると知ったアメリカ工業界は教えを請おうとしたが、自分の考えに過去冷淡であったことからあまり熱心に関わろうとはしていなかった。
↑自分もこれを言いたかった。
統計的プロセス制御が要因だ。
↑自分もこれを書き込むつもりだった。
私の父が言っていった。「デミング博士は日本で非常に尊敬されており(もちろん今も)、亡くなる前にお会いできてすごく光栄だった」と。
BIG3が近視眼的でなければ、彼等は自動車産業のジョークにはなっていなかったかもしれない。
自分は年々にも渡って、アメリカの工場で働いてきた。
悲しいことにマネージャーは品質よりも、生産目標を達成することに関心を持っている。
なので、私達は”公差を超えて製造された部品”をセミトラックに一杯積んだんだ。
しかし2週間後、出荷したものがすべて戻ってきて、誰もがショックを受けることになる。
不良品であることは早い段階からわかっていたけど、見なかったことにして何日間も不良部品を製造している。
これと全く同じことが、自分の働いているすべての工場で行われていた。
一方、日本車は優れていて、ジャンクサプライヤーからのジャンクパーツを決して使用しない。
私は25年以上、アメリカ車を購入していません。
最後に購入したアメリカ車は、月々の支払いよりも修理代に多くを費やしていた。
↑あなたはアメリカの方法をわかりやすく説明してくれた。
それはすべての業界で起きていることだ。
家が建てられる方法や、ソフトウェアが設計される方法を見てくれ。すべてがそのように進行されている。
購入代金が数千万円レベル掛かる新品の機械でも、工場の欠陥を見つけることができる。
100%正常に稼働させるため、新品の機器に長い時間を費やすことも珍しくない
日本とアメリカ、もしくはヨーロッパのエンジン寿命の違いは、
設計品質ではなく製造品質が大きな役割を果たしていると確信している。
↑日本の自動車の多くは、最終製品の品質を高めるために、設計、製造品質、組立工程で相乗効果が得られるようにしている。
常に「高価な部品」や「高度な組立方法」を使わないようにしているんだと思う。
数年前、ラジオで聞いた話だ。
なぜホンダとトヨタが長持ちするのか。工場の文化に要因があると言っていた。
トヨタの組み立てラインでは、ミスをしたら非常停止ボタンを押すよう従業員に推奨している。そして他の人が助けに来る。
一方でアメリカのメーカーは、誰もが生産ラインを止めないよう必死だ。
とある記者がアメリカの自動車工場の墓地を取材したとき、色の違うパーツで組み立てられた車が何トンもあったらしい。組み立てラインでミスを積み重ねた結果だ。日本ではそんなことは起こらない。
↑同じ番組の中に、トヨタがアメリカに最初の生産工場を作った時のことが語られてたよ。
工場に日本の幹部がやってきて、「生産停止の紐が引かれていないことに気づいた」と指摘したんだ。
アメリカの経営者は「はい、それを誇りに思っています!」と自信満々に答えたんだけど、幹部は「あなたはわかっていない」と答えた。
これは問題なんだ。エラーが隠蔽されているか、もしくは非効率性をカバーするために過剰生産でつじつまを合わせているかだからね。
トヨタとホンダが素晴らしい評価を得ているのは、まったく同意するよ。
でも日産はどうしたんだ?
彼らはその恐ろしいCVTトランスミッションをまだSUVに使っている。
2012年以来、築き上げてきたまともな評判を殺してきた。
↑日産はフランスの自動車会社ルノーに買収されたよ
↑まじで?いつ?
↑だから混乱しているんだ。
彼らは完全に買収されたのではなく、2000年頃に提携を結んだそうです。
結論だけ述べると、フランス政府は基本的に日産を支配しています。
↑彼らが信頼性を失っているのは、ルノーと提携したからではないよ。
90年代後半にぬるま湯の中にいたからだ。
様々な理由で多額のお金を失った。だから好転させるためルノーと同盟を結んだんだ。
そして十分なお金を得るために、車の品質を際限なく調整してしまった。その試みはうまくいった。
ただ、CEOのカルロスゴーンにいくつかの問題があって、結局提携前の財政状況に戻ってしまったけどね。
ホンダとトヨタが同じ価格で手に入るのに、日産を買う人々を見てすごく困惑したよ…
テスラは燃えまくってるのに日産のリーフは一台も燃えてないけどな
カテゴリが違う。
テスラはスポーツカー。
日産リーフはお買い物カー。
スポーツカーだから燃えてもいいなんてことはないだろ
良いんだよw
フェラーリもランボルギーニも良く燃える。
フェラーリもランボルギーもダメダメってことだね
イタ車はスポーツカーだろうが大衆車だろうが燃えるだろw
恥ずかしいから新進気鋭のメーカーと比べるな。トヨタのライバルちゃうんか
最近の日産は海外製のパーツがたくさん使われているので
信頼性が極めて低くなっている。
おまけに壊れたパーツはバックオーダーばかりで入荷しない。
リーフも燃えてるんだよなぁ…
> ホンダとトヨタが同じ価格で手に入るのに、日産を買う人々を見てすごく困惑したよ…
結局カルロス・ゴーンもリストラやらコストカットしかやってこなかったんだよなあ・・・
軌道に再度乗り始めた時点でクビにすべきCEOだった
トヨタは豊田社長でよかったのではないかな
略してリストカットしていれば、早々に姿を消していたのに・・・。
どうかなー?
本田総一郎は世襲制に否定的で、一族にホンダを継がせなかった。(無限の社長にはなったけど)
トヨタも昔は同じような事を言ってた気がするんだが……
日本人は新しいものを生み出す創造性がアジアでも最低ランクだからな
日本を工業大国にした原動力はあくまで製造工員の意識の高さによる高品質と生産効率性だ
他のアジアの国から出てきた新しいものは何?
火薬
方位磁針
ノギス
印刷技術
全部1000年以上前や内科医
数少ない無知な日本人は、よくこれを口にするね。
「日本人は創造性がない」って。
創造性は、間違いなく日本は世界で最高ランクだ。
それは、世界から評価を受けている。
疑うなら、日本の特許所有数を調べてみろよ。
恥ずかしいから、なにもしゃべんな。
ドイツ車の新車を買う余裕がないのであれば、ドイツの中古車を買う余裕は絶対にない。
名言ですね
日本政府の撤去要請も聞かず売春婦像建ててるしねドイツ
ドイツもドイツ車も大嫌いになったわ
クリーンディーゼル詐欺の一件で、もういかんわ
丁度、DCTが壊れるタイミングって事か。
その他の電子制御のセンサー類も次々壊れる頃合いだよな。
それとも、サービスパックの期限が切れて、修理が有償になるタイミングなのか。
日本のメーカーの黎明期は戦後で貧乏だったから一般ユーザーは車が買えず、営業車がユーザーの大半だった。
だから、耐久性が無ければ売れず、性能より耐久性重視の車作りがなされた。
その伝統が今でもメーカー、ユーザー共に生きていて、設計時に海外メーカーの様に限界設計せず、安全マージンを多く取っている。
それだけの話だよ。
車に限った話じゃないけど、現代日本は良くも悪くも保守的こなすからね
挑戦的で、進歩的で、実験的な事をして失敗するより
古臭くても失敗しない方法を選ぶんだよ
常に「学び、模倣し、改良する」が基本